深みのある瞳、フサフサとした羽毛——作品からフクロウの存在感が伝わってくる。この作品を描いたのは、ブリティッシュ・コロンビア州ソルトスプリング島在住の大津アニカちゃん(10歳)。アニカちゃんの作品は「ザ・ワイルド・ポストカード・プロジェクト —アートワークコンペティション2018」のBC州大会で1000を超える応募の中から入賞12作品の一つに選ばれた。

バンクーバー日系人合同教会で4月29日、女声合唱団カトレアコーラス結成27周年記念コンサートが開かれた。オープニングは歌う喜びを詠ったオリジナルソング『カトレアに』。軽やかな歌声が約200人の集まった会場に響きわたった。明るい歌声ときらめく笑顔に加えて、強く観客の印象に残ったのは全曲暗譜で歌う姿だ。

カナダ政府による日系人強制収容から75年となった昨年に行われた第1回「日系人強制収容75周年記念レガシープロジェクト表示板除幕式」。今年の9月で一応の完結となる。

広島県廿日市市の眞野勝弘市長一行が4月25日、在バンクーバー日本国総領事館を表敬訪問した。不在の岡井朝子総領事に代わり一行を迎えた多田雅代首席領事に、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ビクトリア市サーニッチ地区との国際交流を促進させるための公式訪問の成果などを報告した。

日系人強制収容から75周年を迎えた2017年。強制収容を経験した人々が高齢化し、人々の記憶からこの事実が薄れていく中、75周年を機に日系の遺産として事実を後世に残すプロジェクト「日系人強制収容75周年記念表示プロジェクト」が進められている。

主導しているのは日系人遺産プロジェクト委員会。今回は代表5人に話を聞いた。

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これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。