2019年1月1日 第1号

皆様にとって2018年はどんな年でしたでしょうか? 一年を振り返り、自分が達成したこと、また反省することを考え、自分自身をねぎらうことも大切なことです。そして新年に向けて具体的にシンプルな目標を掲げてみてください。2019年も皆様にとりまして輝かしい一年になりますように。

新年の抱負として食事に気をつけると掲げる方も多いと思います。食事に気をつけると聞いていくつか思い浮かぶのが、野菜、フルーツを多くとることや動物性タンパク質を減らし、豆腐、豆類の植物性タンパク質を増やすなどです。タンパク質はたくさんとらなければならないというイメージがありますが、実は1回の食事のタンパク質はクレジットカード1枚程度でよく、お皿の半分が野菜、4分の1がタンパク質、そして残りの4分の1が炭水化物が理想の食事だそうです。 今回は野菜が多くとれ、薄切り肉を使うことでお肉の量を減らせる、みんな好きないんげん豆の豚肉巻を紹介します。いんげん豆とにんじんを使ったり、えのきを巻いてもおいしいです。

 

いんげん豆の豚肉巻

 

材料 4人前

  • 豚肉薄切り 250グラム (16枚ほど)
  • いんげん豆 250グラム (下ゆでし、6〜7センチの長さに切ったもの) 
  • 減塩醤油 大さじ3
  • 砂糖 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 油 少々

 

作り方

  1. 醤油、砂糖、酒を小さいボウルに入れ、砂糖がとけるまで混ぜる。
  2. 豚肉を1枚ずつ広げ、いんげん豆7〜8本を豚肉の端に置きくるくると巻く。
  3. 熱したフライパンに油少々を引き、とじめを下に巻いた豚肉を並べ、コロコロ転がしながら全体にこんがりと焼き色がつき、中まで火が通るまで焼く。
  4. 1の合わせ調味料を3に加え、豚肉にたれをからめる。

 

 

 


鈴木 公子(すずき きみこ):和歌山県出身。ノースバンクーバーを拠点に旬の野菜、地元の食材を使った和食を発信。母親から本当の家庭料理を学び、ミシュラン一つ星、京都とり料理瀬戸の女将さんから『おもてなしの心』を学ぶ。 Cook Culture及びWell Fed Studioの和食インストラクター。UBC Farmにて和食のワークショップ開催。
www.kimikoskitchen.wordpress.com

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。