2018年12月6日 第49号
12月に入ると、家々でもクリスマスライトの飾りつけがされ、ぐっとクリスマスらしくなってきます。北米では一カ月ほど前から各家庭で受け継がれてきたレシピで数種類のお菓子を焼きクリスマスの準備をはじめます。クリスマスの集まりや、友人、お世話になった方々への感謝の気持ちをこめて焼き菓子をつくりプレゼントをするのはこちらの習慣です。中でもショートブレッドはクリスマスには欠かせないクッキーです。今回は日本の抹茶を加え甘さを控えた口当たりのよい抹茶ショートブレッドを紹介します。
抹茶のショートブレッド
材料 (出来上がりの枚数はクッキー型の大きさにより異なります)
- 無塩バター 250g (室温)
- パウダーシュガー(粉糖) 1/2cup(125ml)
- All-purpose flour 2cup(500ml)
- 抹茶 大さじ2(30ml)
- 塩 小さじ 1/4
作り方
- オーブンを325度(165℃)に予熱開始。
- All-purpose flour、抹茶、塩を小さいボウルに入れ、混ぜる。
- 室温に戻したバターとパウダーシュガーを大きめのボウルに入れ、ハンドミキサーでクリーム状になるまで混ぜる。(ハンドミキサーがない場合は木べらでよく混ぜる。)
- 3に2を少しずつ加え、ひとまとめにし、平たい丸型に整えてからラップに包み冷蔵庫で一時間寝かせる。
- パウダーシュガーを敷いたまな板か、カウンターに生地をうつし、麺棒で7ミリ程度に生地を伸ばし、好みのクッキー型で型抜きする。
- クッキーシートを敷いた天板に2センチ程度間隔があくように生地を並べる。
- オーブンに入れ、10〜12分焼く。
Tips!
焼き上がったクッキーに溶かしたホワイトチョコレートをかけて、銀色や金色のアラザンでトッピングするとさらにかわいいです。
鈴木 公子(すずき きみこ):和歌山県出身。ノースバンクーバーを拠点に旬の野菜、地元の食材を使った和食を発信。母親から本当の家庭料理を学び、ミシュラン一つ星、京都とり料理瀬戸の女将さんから『おもてなしの心』を学ぶ。 Cook Culture及びWell Fed Studioの和食インストラクター。UBC Farmにて和食のワークショップ開催。
www.kimikoskitchen.wordpress.com