2016年6月9日 第24号

 紫外線の気になる季節になってきました。そこで今回は日焼けと共に気をつけておいたほうが良いことについてお話をしたいと思います。 

 雨不足ということを聞いていても、いつも晴天のVancouver Blueを感じていたい季節ですが、それゆえに気をつけておくべき注意点があります。日焼けをするにも、まずはプロテクションを確実に行わないと、表面の皮膚だけではなく、皮膚の奥底にまでダメージを与えることがあるので気をつけましょう。日本人は黄色人種なので皮膚にある程度の数の色素(Pigment)を含んでいます。そのため、日に焼けると肌が黒くなる人が多いので重点的なプロテクションをすることは不要ですが、紫外線の強さと、日照時間が長いことから、何もしないよりはしたほうが良いでしょう。ちなみにカナダ人などの白色人種はこの色素が皮膚にあまり含まれていないので、少し日焼けをしただけで赤くなり、そばかすやシミなどが皮膚にできやすいのです。そのため、肌へのダメージが黄色人種に比べて強いので、両親のどちらかが白色人種の場合、子供には必ずプロテクションを怠らないことをオススメします。 

 ちなみにプロテクションをせずに肌を日光にさらしていると、紫外線による細胞の破壊と皮膚の下にある皮膚の組織までをも破壊し、あげくの果てには皮膚がんを起こす原因にもなります。だからといって、高いSPF値の日焼け止めを塗って、一日、日光の下にいるのではなく、なるべくこまめに日焼け止めを肌に塗ることによって、長くまんべんなく肌をダメージと日焼けから守ることができます。だたし日焼け止めに含まれる油分や暑さにより肌から出てくる脂で肌が日焼けすることもあるので、必ず日陰を作る(帽子をかぶる)などして無用な日焼けを防ぐのを忘れないでください。

 逆に真っ黒に日焼けしたい人も必ず日焼け用のローションを使いましょう。紫外線の肌へのダメージを減らし、長時間日光の下にいても、きれいに身体を焼くことができます。日焼けローションを使うべきか、日焼け止めを使うべきか、それぞれの用途を把握してから商品を選ぶと良いでしょう。

 それに加え、毎日の食事やサプリメントなどから抗酸化作用のあるビタミンE、ビタミンEの酸化を防ぎ、肌の退化を防ぐビタミンA、肌の張りを助けるコラーゲンを作る手伝いをするビタミンCなどを摂取すると良いでしょう。日光浴をする時は、特にビタミンDの摂取に気をつけなくてはなりません。ビタミンDは日光浴をすることにより身体で生成することができます。約20分ほど日光を浴びているだけで一日の必要摂取量の1/4程を生成することができるため、量を減らす、または摂取しないようにしましょう。特に子供は必要摂取量が大人より少ないので、外でたくさん遊ぶ子供たちには摂取を控えさせたほうが良いでしょう。ビタミンDやビタミンAはビタミンCなどと違い、油性ビタミンなので、必要量以上のビタミンは肝臓に蓄積され、摂取しすぎると面倒な問題が起こってきます。また摂取することが面倒な時は、フェイシャルマスクやティッシュに液体のビタミンを含ませてパックすることも良いでしょう。摂取するよりも肌に直接つけたほうが吸収力が高いので、日焼け後の自家製のパックを作り、一日の疲れを取るバスタイムの時に肌をいっしょに癒すのも良いのではないでしょうか。賢く肌を守って夏のバンクーバーを満喫しましょう!

 


草野明美 自然医学博士/Naturopathic Doctor

1989年にカナダオンタリオ州に父親の転勤で引越しをし、2002年にトロントにあるCanadian College of Naturopathic Medicine にて修業後、2年ほどバンクーバーの指圧学校で講師/カウンセラーとして自然治癒力の素晴らしさを教えていたが、日本でも同じことができないか一度帰国。その後日本で結婚、出産をし2013年7月に再度家族を連れてバンクーバーに戻ったあと、カルガリーMarket Mall内のNutrition Houseにてサプリメント健康アドバイザーとして勤務。現在は2児の母としてバンクーバーに在住。

 

 

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