2018年11月8日 第45号
皆さん、こんにちは。今回は私たちの心と体がどのくらい密接につながっているかを、私の経験を通して話したいと思う。
私は、11年ほどフィットネスとヨガをバーナビーで教えてる47歳。28歳の時、結婚してカナダに移民した。前回も話したが、私は小さい時から自分にずっと自信がなかったし、時には日本で生きていくのがすごく辛くて、“もう自分なんてどうにでもなれ”とか、“死にたい”と思ったことも正直何回かある。でも今の私は“超幸せ、自分大好き人間”だ。そんな私の人生の中で、幸せ女に変身するための一つのブレイクスルーになった経験を今回は話そうと思う。若いころから自己嫌悪がひどくて、何回か鬱になったり、アルコール、ニコチンに依存したり、過食症になったこともある私。カナダで旦那さんと留学中に出会って結婚する事で、そんな私は徐々に変わっていった。日本で、特に思春期の頃の私は絶対に自分の意見を人に言う事は許されないと思っていたし、親からの期待にずっと応えるので必死。特に私は父に対する自分でも理由のはっきりしない、強い嫌悪感を抱いていて苦しみ悩んだ。父とはゆっくり話をした事はないし、大嫌いで彼から逃げたくてたまらなかった。47歳になった今思うと、いわゆる“愛情の裏返し、愛されたい、でもそれが得られないからひどく憎む”だったみたい。そして、高校は、進学校で規則のすごく厳しい学校に通っていたから、成績第一の学生生活を送っていた。あの頃よく毎晩のように、金縛り、幽体離脱、怪奇現象とかを体験した。何でかな。ずっと日本の社会で生きていく事に違和感を感じていた。本当の自分ではなく、社会から求められている女性になろうと私はもがき苦しんでいた。そんな私は、小さい時から20歳くらいまでずっと喘息持ち、ひどいアレルギー持ち、慢性的な下痢(これについては実はつい最近まで自分でも気づいてなかった)そして慢性的にのどの調子が悪かった。食生活は、というとジャンクフード、油もの、お菓子が大好きで、健康的な食生活がどういうものなのか、ボディービルディングを始めたほんの3年ほど前まで全然わかっていなかった。
さて、食事の話はまた次の回にするとして、今回は私の呼吸器系の持病、チャクラ、心のつながりについてだ。呼吸器の調子がいつも悪かった私が結婚してカナダに移民、2児の母となり、異国の地でフィットネスインストラクターの勉強を33歳から始めた。今では“カリスマインストラクター”なんて言われたり、テレビで取りあげられるようにもなった。もちろんこれは勉強を一生懸命した自分の努力のたまものだけど、実はその裏にはもっと大事な事があった。それはうちの旦那さんの“無条件の愛情、止まる事のない励まし”を私は彼と出会って、この20年間ずっと浴び続けているという事。カナダに移民して何度もホームシックになったし、英語がわからなくて悔しい思いもした。母としていろんな問題も乗り越えてきた。でも私はいつも自分は日本人だからといって、人に負けたくないと思ってきた。だから必要であれば、カナダ人の倍以上努力してきた。それから女というものは母になると本当に強くなるものだ。私はこの20年、旦那さんと子供に育てられ、励まされ、“強い精神を持つ女性”にどんどんなっていったし、フィットネスを始めた事で体もどんどん強くなっていった。そして、だんだん自分でもその事に気づいていき、“強い女性に変化していく自分”をどんどん好きになれるようになっていった。移民して10年くらい、フィットネスを始めて4年くらい経った37歳の頃、私の心に大きい変化が出てきた。
たまたまカナダに、叔父夫婦と父が遊びにやってくる事があった。私はずっと父に抱いていた感情をぶつける決意をした。どうしてあの時それができたのかを今考えると、やっぱり自分への自信が一番大きい理由だ。父に対する強烈な恐怖心があって、怖くてたまらなかった。でも勇気を振り絞って、生まれて初めて父に自分の気持ちを話した。私は、父と面と向かって座り、ずっと抱いていた父に対する嫌悪感、それがどうしてなのか、そして私が父にどうしてほしいと思っているか、などの私の気持ちを全部話した。話を静かに聞いていた父は、“できるだけ直すようにする”と言って涙ぐんだ。それを見た私は、“怒鳴られるかもしれない”と恐れていたんだけど、そんな事はなくて、やっと自分の考えている事を思いっきり表現する事ができ、いっぺんに私の肩の重荷が下りた。そして気分が本当にすっきりした。
さて、その後父が変わってくれたかというと、答えはノー。そんなに物事はうまくいくはずはない。結局の所、父はそのまんま。でもここで大事だったのは、父が変わろうがそのままだろうが、それははっきり言って大事ではない。私は今回の事で、長年自ら作り出した恐怖から解放された。そしてその後、私の呼吸器、のどの問題、圧迫感などが一切なくなった。これには私もびっくり。そう、私はあの時自分でも気づいていなかったが、喉の第五チャクラのブロッケージをクリアにしたみたいだ。人間には7つのチャクラがあるといわれている。私の場合は、自分に価値が見いだせない、自分が嫌いな事で第三チャクラにブロッケージができ、消化器系の問題を持ち、自分の意見が表現できない事で第五チャクラにブロッケージができて、ずっと呼吸器系の持病にひどく悩まされていたみたいだ。これが私の心、チャクラと体のつながりを学ぶ事になった実体験。
次回は私の消化器系の持病、第三チャクラそして食事の関係ついて、それから7つの私たちのチャクラのお話しをもっと詳しくするね。
作者プロフィール ドナルド涼子
BCRPA Supervisor of Group fitness & Yoga ,Personal trainer, Older Adult, 200H Yoga Teacher
47歳、愛知県出身、1999年に結婚を機にカナダに移住、34歳の時にフィットネスインストラクターの道に進むとすぐ、女性に人気のカリスマインストラクターへ成長する。2016年ベストインストラクター賞を受賞。43歳の時に、アマチュアボディービルのビキニコンペティションを趣味として始め、地区、州大会にて優勝、上位入賞経験あり、現在次の全国大会に向けてトレーニング中。また、フィットネスプロフェッショナルへの講習活動、地域の学校でのヨガ、フィットネス指導、老略男女問わず、心と体の健康と幸せの為の活動を行っています。また、近年マスメディアにも出演、読売テレビ、グッと地球便、Nikkei TV Chipapa など。こんな肩書を持つ私ですが、若かった頃は、性格ブス、デブ、ネガティブ、ずっと自分の事が大嫌いだった。そんな私には、運命を変えてくれる主人との出会いがカナダで待っていた。出会った瞬間にビビット来て、この人と結婚するってわかった私は、出会って1週間後に彼の実家に転がり込んだ?!そして、結婚、異国の地で2児の母になる。気が付けば20年、今の私は心から幸せ、自分大好き。私がどうやって幸せをつかんだのか、私の経験をお話ししながら皆さんに伝えたいと思います。私の目的はただ一つ、あなたにも“幸せ“になってもらう事。 パーソナル、グループトレーニングやヨガのご質問は、This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it. 604-889-4729 まで、または Instagram : befitfirmfab 、 facebook : Ryoko Donald