2019年1月17日 第3号

1月12日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で、第21回目となる日系コミュニティー合同新年会が開かれた。グレーター・バンクーバー日系カナダ市民協会(JCCA)、日系文化センター・博物館、日系シニアズ・ヘルスケア&住宅協会が共催、18団体が協賛、在バンクーバー日本国総領事館の後援のもと開催された。約250人が参加し、おいしい食事とエンターテイメントを楽しんだ。(メディアスポンサー:バンクーバー新報)

 

じゃんけん大会に出場した26人の代表者

 

新年の幕開けはにぎやかに

 午後5時の開場から新年会の始まる6時までの間は、参加者同士が新年のあいさつを交わすなど、あちらこちらで話の花が咲いていた。新年会は今年も福島竜さんと大和奈緒美さんによる名コンビの司会で進められた。最初に、日系文化センター・博物館理事長の五明明子さんが、来賓として招かれたピーター・ジュリアン連邦政府議員(ニューウェストミンスター/バーナビー地区)、ラジ・チョーハン州政府議員(バーナビー/エドモンズ地区)、羽鳥隆在バンクーバー日本国総領事を紹介した。そして、昨年の合同新年会は諸事情により開催されなかったが、新たな実行委員メンバーも加わったことにより今年の開催につながったことを話した。同時に、過去20年間にわたり新年会を開催するための中心となってきた林光夫さんとエリック・ソクガワさんに感謝の意を述べた(2人とも当日は欠席)。

 続いて、羽鳥総領事が挨拶で、今年は天皇陛下が退位されるという大きな節目であることに触れた。そして、在バンクーバー日本国総領事館が開設130周年を迎える年でもあると述べた。日加の外交関係が設立されて今年が91周年であることを考えると、バンクーバーの総領事館はそれよりも歴史が古いということになる。「この記念となる年にいろいろな新しい仕事を皆さんと一緒にできることを楽しみにしております」と語った。そして、「皆さんのご多幸とご健勝、日本とカナダとの友好関係の促進を祈念」して乾杯の音頭を取った。乾杯に使われた日本酒は、在バンクーバー日本国総領事館から提供された。その他、ステージに飾られた門松はバンクーバー日系ガーデナーズ協会から、テーブル上のセンターピースはコスモスセミナーから提供された。

 

食事とエンターテイメントを楽しむ

 日本食レストランのハイゲンキが用意したビュッフェ形式の食事は、巻きずし、ちらしずし、焼きそば、焼き魚、エビフライなどがずらりと並んだ。会場には26テーブルも設置されており、どうしても待ち時間が長くなってしまう。そんな待ち時間のイライラ解消に、今年はお節料理をコンパクトにまとめたものが各席に配られていた。これには「食事を取りに行く順番を待つ間にも、前菜を食べながら歓談できるのは、いいアイディア」という声があがっていた。

 エンターテイメントの時間には、バンクーバー日本語学校並びに日系人会館の本間真理先生はじめとする3人の先生が主導して、じゃんけん大会が行われた。まず、各テーブルでじゃんけんをして代表者を1人選ぶ。26人の代表者がステージに上がって、2人1組でじゃんけん。残念ながら負けてしまった人はステージから下りていく。だんだんと人が少なくなり、4人が準決勝に残った。そして、じゃんけん大会を見事に勝ち抜いた日加ヘルスケア協会理事の宮地昭彦さんには、コーストホテルの宿泊券が贈られた。また、決勝で惜しくも敗れたケビン・イソムラさんにはワインが贈られた。

 会場では50/50ラッフルチケットが販売された。販売を担当したのは日系女性企業家協会のメンバー。司会者の福島さんや大和さんに「50/50ガールズ」と称された皆さんが会場内を歩き回り販売に貢献、売上額は2900ドルとなった。この半分である1450ドルが5人の当選者に渡され、残り半分は日系コミュニティー合同新年会の運営諸経費にあてられる。

 毎年、合同新年会の最後を飾る彩月会の皆さんが、今年も参加者をリードして会場全体で踊りを楽しんだ。最初の「東京五輪音頭2020」では少し硬い体が、続く「ダンシングヒーロー」では、かなりほぐれた感じになり、食後の良いエクササイズにもなったようだ。

 閉会の挨拶をした日系シニアズ・ヘルスケア&住宅協会会長のルース・コールズ氏は、会場を訪れた参加者が楽しい時を過ごせたことを願うとともに、来年もぜひまた新年会で集うことができることを楽しみにしていると述べた。規模の大きいイベントだけに実行委員会メンバーの苦労もしのばれるが、これだけの人数が一堂に会することはなかなかなく、日系コミュニティーにおいて貴重なイベントだといえよう。

(取材 大島多紀子)

 

乾杯の発声をした 羽鳥隆在バンクーバー日本国総領事

 

日系文化センター・博物館理事長の 五明明子さん

 

司会の福島竜さん(左)と 大和奈緒美さん

 

前列左から、ルース・コールズ氏、ラジ・チョーハン氏、ピーター・ジュリアン氏、羽鳥隆総領事、ゴードン門田ご夫妻。後列左から、悠治・マトソンさん、五明明子さん、多田雅代首席領事

 

UBC学長のサンタ・オノ氏(中央)

 

かわいらしい踊り手もステージに加わって「ダンシングヒーロー」を踊る彩月会の皆さん

 

彩月会の西川佳洋師範(左)が振り付けを説明

 

じゃんけん大会で優勝した、日加ヘルスケア協会理事の宮地昭彦さん

 

お節の前菜が各席に用意されていた

 

 

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