Onward • The Way Back • Hatsune Miku Expo 2020


 

Onward

イアン(左)と兄バーリー©2020 Walt Disney Studios 

「2分の1の魔法」があれば…

ピクサー・アニメーションによるコンピューターアニメーションで、監督はダン・スキャンロン。舞台は科学や技術が進化したため落ちぶれていった妖精の世界。エルフのイアン・ライトフット(トム・ホランド)は16歳の誕生日を機に、兄のバーリー(クリス・プラット)と一緒に、魔法を使って自分が生まれる前に亡くなった父親に一目会おうと決意する。だが24時間という制限の間に必要な宝石『不死鳥の石』を手に入れなければならない…。1歳の時に父親を亡くしたスキャンロン監督が、ある時録音された父親の声を聞いて、1日だけでも一緒に過ごせたらという思いが脚本に込められている。誰もが共感できる家族愛の作品。

G 1:49 hr

上映:Scotiabank Theatre, Cineplex Odeon International Village, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Odeon Park & Tilford, Cineplex Cinemas Park Royal &VIP, Cineplex Cinemas Metropolis, SilverCity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam & VIP, Cineplex Cinemas Strawberry Hill, Cineplex Cinemas Langley

 


 

The Way Back

コーチ(アフレック。右から2番目)とチームメイト ©2020 Warner Bros. Pictures

セカンドチャンスは誰にも必要 

ギャヴィン・オコナー監督によるアメリカのドラマ映画で、主演はベン・アフレック。ジャック・カニンガム(アフレック)は高校時代、バスケットボールの選手として大活躍して大学の推薦入学も殺到していた。だが突然理由もなくゲームから外れてバスケをやめてしまう。それから数十年後、ジャックは結婚生活も失敗しアルコールに溺れ、かつての面影のない生活を送っていた。だが弱小チームになった母校からコーチのオファーが来ると、再びバスケットボールに生きがいを見出す。同じくアルコール依存症だったアフレックが、主人公を演じたことで自分自身のセラピーになったと語った作品。

14A 1:48 hr

上映:Cineplex Odeon International Village, Cineplex Cinemas Marine Gateway and VIP, Cineplex Odeon Park & Tilford, Cineplex Cinemas Metropolis, SilverCity Riverport, Cineplex Cinemas Coquitlam & VIP, Cineplex Cinemas Langley

 


 

特別1日上映コンサート

Hatsune Miku Expo 2020

コンサートのポスター©2020 Crypton Future Media

バーチャルポップアイドル初音ミクのコンサート 

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社による「Miku Expo 5周年記念展開」の締めくくりとなる映像コンサート。アメリカとカナダを対象にした北米9都市コンサートツアーの初日は、バンクーバーで4月4日、UBCのスポーツ・アリーナで開催される。過去5年間で世界中の都市を回り、17万人以上を動員した人気のコンサートで、今回も独自の最新音声合成技術を使う。カナダでは2016年以来4年ぶりで、現地ファンのために初期の有名な曲から最新までを披露する。

18+ unknown, more than 3 hours

上映:UBC Doug Mitchell Thunderbird Sports Centre
4月4日  8:00 PM
公式サイト https://mikuexpo.com/usaca2020/

チケットマスター https://www1.ticketmaster.ca/hatsune-miku/event/1100577DA19C3D4A

 

(文 ジェナ・パーク)

 

映画 年齢制限
PG 保護者の同伴が望ましい。
PG-13 13歳未満は保護者の 注意や指導が望ましい。
14A 14歳以下は保護者の 同伴が必要。
18A 18歳以下は保護者の 同伴が必要。
19+ 19歳以上のみ。
G 制限なし。
STC 年齢制限未設定 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。