今月9日と10日の2日間に渡り、日本人学生ボランティア団体のJAPAN LOVE PROJECT主催のもと、バンクーバー島・ユクーレット市とトフィーノ市、約20キロ間に流れ着いた東日本大震災の瓦礫清掃および分別作業が行われた。
JAPAN LOVE PROJECTは2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに立ち上がった日本人学生のボランティア団体で、UBCやSFUを中心とした学生達が震災直後から募金活動やチャリティイベントなどを行ってきた。
今回、JAPAN LOVE PROJECTメンバー10名と一般ボランティア22名の計32名が参加し、タイヤ、漁業用の網、カゴ、浮き、ロープ、ソフトドリンクのペットボトル、日本家屋の木材や発泡スチロールなどゴミ袋大43袋分を回収した。
活動中、地元テレビ局よりインタビューを受け、最終日の清掃終了後、ユクーレットのビッグビーチにて、ユクーレット市市長ビル・アービング氏とトフィーノ市市長ジョジー・オズボーン氏を迎え、全員で献花・黙祷を行った。
プロジェクト代表の高井洋季さんは、支援の形にこだわらず、自分たちに出来ることを続けていきたいと話す。また、今後の清掃活動について、予測通りに瓦礫が引き続き漂着するようであれば、2回3回と続けていきたいとのこと。
Japan Love Projectの詳しい活動等についてはウェブサイト上で確認できる。
(情報提供 : JAPAN LOVE PROJECT 写真提供 : Kouki Murata)
Japan Love Project
www.japanlove.ca