鈴木ルース先生に心のこもったプレゼント
新年会には、八田知美在バンクーバー日本国総領事館副領事、吉野智美在バンクーバー日本国総領事館専門調査員ほかのゲストや、メンバーとその家族・友人など約80人が集まった。

さくらシンガーズ副理事長の中堀忠一さんの音頭で乾杯し、会は始まった。昨年末に体調を崩した鈴木先生が無事退院したことを祝って、メンバーの金淑子さんが自ら作成したペーパークラフトのひまわりを手渡すと、参加者から暖かい拍手が贈られた。ペーパークラフトの師範である金さんによると、ひまわりの花言葉は「幸せ」で、鈴木先生にぴったりの花とのこと。
続いての夕食はポットラック形式。メンバーが持ち寄った料理はホール中央のテーブルを埋め尽くし、少量ずつ取っても、一皿では全ての料理を取りきれないほどの品数。おいしい料理を囲みながら、みな思い思いに団らんの時間を楽しんだ。

さくらシンガーズのメンバーならではのパフォーマンスを楽しむ
食事のあと、メンバー有志およびゲストによるアトラクションが行われた。「新年の歌」を全員で合唱したのち、11組が自慢の歌や踊り、そして楽器演奏を披露した。しみじみ聞かせる独唱から、息のぴったり合った合唱まで幅広いレパートリーのパフォーマンスが続き、みな熱心に聞き入っていた。最後はゲストとして招かれたカトレアコーラスの指揮者、内藤邦子先生の見事な独唱で締めくくられた。また進行役の水口光子さんが、演奏の合間にクイズや軽い体操などのバラエティーに富んだ余興を用意、参加者は時間の経つのも忘れて楽しんでいた。

会の終わりに鈴木先生から、「今年4月のサクラ・デイズ・ジャパン・フェア、そして2年ごとに行われる、来年の定期演奏会に向かって練習をしていきましょう。私が出席できないときも、中堀さんがいらっしゃるので安心しています。みなさんでサポートしながら、練習を続けて下さい」と挨拶があった。また鈴木先生が不在の間、歌の指導を担当する中堀さんが今年のコンサートの予定や方針について話し、「みなさん協力して、練習に励みましょう」と挨拶、練習への意気込みを皆で確認しあった。

(取材 平野直樹)

さくらシンガーズでは合唱団員を募集中。
まずはお気軽に見学してみてくださいとのこと。

練習時間:毎週金曜日夜8時~10時(連休前の金曜日と、8月、12月はお休み)
練習場所:聖十字聖公会(4580 Walden Street, Vancouver)
問い合わせは、(604)831-4974、(604)936-6042
ウェブ:www.thesakurasingers.org
E-mail:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。