新総領事、岡田誠司氏からもメッセージ
門松とフラワーアレンジメント、着物姿の出席者たち。お正月たっぷりの雰囲気の中、第16回を迎えた日系合同新年会が福島竜・大和奈緒美両氏の司会で開会した。

冒頭で挨拶をした実行委員長のエリック束川氏は、今年がリドレス25周年であることに触れ、続いてスピーチした実行委員会のルース・コールス氏も日系人の文化、言葉、歴史など、コミュニティの重要性を強調した。

バーナビー地区MLAラジ・チョーハン氏からの祝辞に続き、バーナビー市長代理ピエトロ・カレンディノ氏、連邦政府議員ピーター・ジュリアン氏が挨拶。乾杯の音頭を取った篠田欣二在バンクーバー日本国総領事代理がコミュニティの協力に感謝の言葉を述べた。

新総領事として25日に着任する岡田誠司氏からメッセージが届き、現在の勤務地アフガニスタンの情勢や着任への抱負を冨(とみ)義之領事が読み上げると、出席者は熱心に聞き入った。

 

皆さん、ご一緒に踊りましょう!
お節料理を楽しんだあとは『彩月会』による艶やかな民謡の踊り。中でも『東京音頭』は「皆さんご一緒に踊りましょう!」と出席者も加わり、西川佳洋師匠の先導で場内を踊りまわった。
日系女性起業家協会による50・50ドローでは1630ドルを売り上げ、半額が日系センターに運営資金として寄付され、残りが抽選で5人に分けられた。
最後に合同新年会副実行委員長、林光夫氏が多くのボランティア、スポンサーに感謝の言葉を述べ、和やかな雰囲気の中、閉会した。

 

(取材 ルイーズ阿久沢)

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