2017年7月13日 第28号
7月7日(金)、バンクーバー日本語学校並びに日系人会館では恒例のコミュニティー七夕祭りを行いました。
大勢で賑わった七夕祭り
当日の朝早く採取した笹竹に、それぞれの願いを込めて書いた五色の短冊や、手作りした折り紙、工作の飾りものが付けられ、華やかに揺れていました。浴衣や、甚平姿での参加者も目立ち、学校で用意した浴衣に着替える方もいました。
3世代にわたっての参加者もあり、家族で楽しむ微笑ましい行事となりました。
特別ゲストの朗読専門家、菅原おほみさんに紙芝居と絵本を読んでいただきました。織り姫と彦星、そしてキラキラ輝く天の川の情景がよく浮かぶすばらしい七夕のお話に、子どもだけではなく大人もうっとりと聞き入りました。
大きな声でいっしょに歌った『たなばたさまのうた』、『きらきらぼし』の歌は、七夕のお星さまに届くぐらい元気いっぱいでした。昼食の「七夕そうめん」や「すいか」も登場し、おいしい笑顔もたくさんあふれました。
参加者全員が、飾りつけをした笹の枝を大切に手に会館を後にしました。お天気に恵まれ、天の川もひときわ輝いた今年の七夕、短冊に書いた願いごともきっと叶うでしょう。
(記事・写真提供 バンクーバー日本語学校)
紙芝居を読んでくださった菅原おほみ先生
熱心に願いごとを書く子どもたち
会場のスクリーンに映し出された天の川
紙芝居に耳を傾ける子どもたち