The Natの歴史は?
The Nat Bailey Stadiumは、バンクーバー市所有の野球場である。1951 年に市によって建設された後、大手レストランチェーンであるW h i t e S p o t 創業者、Nat Ba i l e y 氏がバンクーバーの野球振興に力を注いだとして、彼の功績を称え彼の名前をスタジアム名とした。スタジアムの観客収容人数は約5100 人と比較的小さいスタジアムとしてマイナーリーグ界では知られているが、フィールドは非常に広く、リーグ内でも1、2位を争うほどホームランの出にくい球場で知られ、メジャーリーグの球場と引けを取らない。
The Natの魅力とは・・・
The Nat Bailey Stadiumには、来場者が楽しめるように、様々な工夫が施されてある。例えば、3塁側外野付近に設置された子供たちが楽しめるchildrens play areaは来場する子供たちを魅了されている。特に今年から新設された、3つのバルーン式遊具はどれも子供たちのボールパークでの思い出作りに一役買ってくれているのだ。
また、スタジアム内にはチームストアを併設しており、カナディアンズグッズだけでなくメジャーリーググッズも手に入れることができる。今年はカナダディオリジナルキャップが人気を博している。そして、その横のコンコース沿いに広がるのがBud Kerr ミュージアム。ここバンクーバーの野球の歴史が展示された小さなミュージアムとなっている。今わ亡きBud Kerr氏の備品飾られたこのミュージアムは、バンクーバーにプロチームが設立されて以来の野球の歴史を知ることができる。また、現Yankeesのニックスイッシャーや、アスレチックスのカート鈴木は、カナディアンズ出身の選手であり、壁に大きな写真が張り出されている。
さらに、次世代の球場に向けて改装を続けているThe Natには、昨年よりセンター後方に電光掲示板を備えている。この電光掲示板は、北米内でも2番目にクリアーなビジョンを備え付け、試合中の演出だけでなく、試合のない日にも映画上映を行うなど、様々な形で有効活用されている。
他にも、コンコースと呼ばれる、食事を購入するための売店では、ハンバーガー、ホットドッグをメインとしたボールパークフードが楽しめる。週末の試合などでは、大きなスペースにも関わらず、人が通れなくなるほどの行列を見ることもしばしばある。ボールパークフードの代名詞のホットドッグの他にも、寿司、ポップコーン、サンドイッチ、ピザ、ドーナッツなど、様々な食事が用意されている。そんな中でもスタッフ一押しのメニューが巨大ホットドッグである。どのくらい大きいのかは、球場に来てからのお楽しみ。おそらく、あなたが思っている以上の大きさであることは、間違いないだろう。ぜひ、球場に来て、野球のみならず食事も楽しんでしまおう。
観戦チケットの購入について
カナディアンズ観戦チケットは非常に種類が豊富で、どれを取ってもお買い得である。当日チケットは、5つに分類されており、ベーシックなReserved Grandstandの価格は12.50ドル。この席に関しては、55歳以上の方は、シニアプライスが適用され10ドルとなる。次にSmart Diamond Clubは22ドルと少々高めだが、サーバーのサービスが付く座席となる。そしてBOX Seatsの価格は16ドルとなり、Smart Diamond同様に、フィールドに比較的近い席で観戦が可能となる。その他にもWheelcharエリアも兼ね備えている。
次に、パッケージチケットについて紹介しよう。パッケージチケットは、チケットが何枚かのパックになって販売されているチケットとなる。代表的なものに、ナットパック、BBQピクニック、といったものなどがある。ナットパックチケットは、10枚もしくは15枚がパックになったチケットとなり、一枚あたりのチケット価格が10.50ドルと通常価格より安く、チケット手配サービスが無料になるという特典も付いてくる。BBQピクニックパッケージは、1人37ドルで飲食自由(アルコールは覗く)となり、BBQエリア以外のリザーブ観戦席が合わさったチケットとなる。現在、このBBQチケットは、ソールドアウトとなるほどの盛況ぶりでバンクーバーの夏を楽しむ1つとして非常に人気もある。
The Natの座席は全て指定席であるため、購入の段階で座りたい席を選ぶ事が出来るのが日本の野球観戦と違う点だ。週末の試合や、デイゲームの試合では、屋根のないセクションの席から順に売れていく。日差しが直接あたるため、野球場の雰囲気を楽しんだり、ビールを飲むだんりするためには、適した席という理由で非常に人気なのだ。野球の玄人にとっては、ネット裏のボックスシートがオススメであり、球場全体を楽しみたい方は、一番価格の安いリザーブ席がオススメとなる。
日本の球場との違いについて
The Natの日本の球場と大きく異なる点は、なんといっても視点の低さと、選手との近さである。一番近い席では、選手を触ろうと思えば、触ることも出来る距離にある。高さにしても、守っている選手と同じ視点の高さで見ることが出来るような作りとなっている。その為、選手のダイナミックなプレーやファインプレーを間近で楽しむ事が出来る。また、鳴り物の応援がない為、打球の音や、ミットの音も楽しむ事が出来る点が日本との一番の違いだろう。是非、本場の野球を味わってみてはいかがか。
7月16日 7:05分開始 花火大会(試合終了後)
7月17日 1:05分開始 12歳以下の先着500人に、枕カバーをプレゼント
7月19日 7:05分開始 有名なマスコット、Famous Chikenが登場
7月24日 7:05分開始 花火大会(試合終了後)12歳以下の先着500人に、シャツのプレゼント
8月02日 7:05分開始 JAPANESE Heritage Night
詳細な情報につきましては、ぜひ、バンクーバーカナディアンズのホームページをチェック!!