2010年8月26日 第35号 掲載


西村ジャパンモータース社長

西村秀城さん

「日本的なサービスを」。西村ジャパンモータース社長の西村秀城さんが会社創設当初から掲げているモットーだ。その意図するところは深い。それは、日本人スタッフによる日本語でのサービスというハード面だけではなく、修理メンテナンス技術はもちろんのこと、修理内容や車に関する相談、メンテナンスのアドバイスなど、目に見えない部分も含めた「お客様のニーズに応えた日本的なきめの細かいサービスを提供する」という意味が含まれている。

「行き届いた日本的なサービスを」
西村さんは2002年に来加。レーサーとしてカナダで活躍しながら、同年キャノンボールを立ち上げ、レーシングカーのメンテナンスも行っていた。キャノンボールではレーシングカーのみを扱っていたが、その当時から一般車のメンテナンスの要望も多かったという。それならば、一般車のメンテナンスに対応できる会社をと、西村ジャパンモータースを2009年10月バンクーバーにオープン。同時にキャノンボールもウエストミンスターからバンクーバーに移った。 スタッフは全員日本人。しかも日本で自動車メンテナンスサービスの経験がある人ばかりを集めた。さらに、これまでレーシングカーを扱ってきた経験から培われた車に対する豊富な知識と経験が、一般車のメンテナンスでも生かされているというから、サービスも技術も質が高いこと間違いない。 スタッフはみんなフレンドリー。来店してオフィスが分からずウロウロしていると、日本語で声を掛けられた。思わずほっとして笑顔になる。  「日本語でのサービスという点では、特に女性のお客様の反響が大きいです」。自動車のメンテナンスに関する用語は、日本語ですら車に詳しい人でないと分かりにくい。日本語でのサービスには安心感 がある。  西村ジャパンモータースをオープンしてもうすぐ1年。﹁やってよかったと思っています」と語る。何より日本語でのサービスを喜んでもらうのはうれしいという。 これからもますます充実させ、質の高いサービスを提供し続けたいと語った。

ニーズに合わせたサービスを充実
一般に自動車メンテナンスと言っても、そのサービス内容は多岐にわたる。西村ジャパンモータースでは、顧客のニーズに合わせてさまざまなサービスを拡大している。  オイル交換、定期点検やエアケア対策など自動車のメンテナンスはもちろん、それに伴った修理を詳しく説明して行ってくれるほか、車の委託販売や輸出入代行など、自動車に関するありとあらゆるサービスの相談に応じてくれる。最近では、板金塗装サービスも充実させ、傷、へこみ、クリア剥げやリース返却前の車にも対応。レーシングカーの板金塗装を請け負っている会社と契約しているため、比較的リーズナブルな価格で質の高いサービスを提供できる。  「しっかりとしたメンテナンスをして乗れば、車もそれに応えてくれる﹂という西村さん。きちんとメンテナンスをした車はそれだけ走りが良く、乗っていても気持ちがいいもの。」車だって人間の体と同じ。定期的なメンテナンスで大きなトラブルや事故を避け、修理の必然性を未然に防ぐことが大事。それが快適なカーライフにつながります。そのためのお手伝いができればと思っています」と語った。

 






西村ジャパンモータース 

#10-930 SW Marine Dr., Vancouver TEL : 604-325-4567 FAX : 604-325-4561 Email : This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it. Website : http://www.nishimurajapanmotors.com/ 営業時間 : 月〜金10:00am-6:00pm 土 1:00pm-6:00pm(土曜日の修理ガレージ作業は予約のみ) その他 : 時間外のドロップオフやピックアップにも対応している。サービスの詳細、料金などはホームページを参照、もしくは電話で問い合わせのこと。

西村ジャパンモータースとキャノンボールの看板が並ぶ


 

 

 

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