「明けましておめでとうございます」の元気な挨拶で新しい申年が始まった。各クラスの子どもたちは、日本のお正月遊びの「かるた取り」、「福笑い」、「カタカナすごろく」、「羽子板」、「こま回し」、「たこあげ」、「百人一首」、「書初め」、「もちつき」等々を楽しんだ。
餅つきをする4歳児
毎年1月の授業の中で、生徒たちは日本のお正月遊びを体験する。
2歳児と3歳児は、自分で作った凧で凧揚げをし、4歳児は手作りのこまを回し、5歳児はかるた大会を楽しんだ。
かるた取りでは、元気よく「はい、はい」と言って「お話かるた」をとる幼稚園児、自分で作った「カタカナかるた」や「漢字かるた」を楽しむ小学生。中学生と高校生は「百人一首」に挑戦した。特に「かるた取り」と「福笑い」では例年大いに盛り上がり、今年も生徒たちの大きな笑いの声が教室から聞こえて来た。
また、お習字クラブ以外で、小学校6年生は初めて筆を持って、「初日の出」「七草がゆ」「人生の目標」「自然を守る」等々、それぞれが書きたい文字を選んで、書初めを楽しんだ。
日本のいろいろなお正月遊びを通して、新年の行事に親しんだ2週間であった。 (記事提供 グラッドストーン日本語学園)
凧あげを楽しむ4歳児
かるた取りを楽しむ2年生
すごろくで遊ぶ生徒たち
6年生による書初め