ゲートボール３大会リポート2015

ゲートボール３大会リポート2015

第17回和歌山県人会杯

　さあ、ゲートボールのシーズンが始まりました。今年もどんなドラマが生まれる事やら、楽しみです。

　スタートを飾って、我々の最年長プレーヤー久保千代さん（98歳）のお話から。久保さんは、新さくら荘にお住まいで「できる事は自分でする!」と片方の耳がまったく聞こえない不自由に負けず、生活面でも現役です。ゲートボールの試合の前はなかなか眠れないので困るそうですが、試合ではいつも落ち着いた確実なプレーぶりです。いくつになっても子供の頃の様に遠足や運動会の前のハラハラ、ドキドキを経験できるなんて素敵な事ではありませんかね?

　さて、今年1回目の試合は6月6日（土）「和歌山県人会杯」。会長の水田治司氏にご挨拶を頂いてみんな少し緊張気味でゲーム開始。マウイ島でゲートボールに出会ったというポルトガル人ご夫婦ミゲールさんとリラさんの新人二人を加えたCチームが3勝して1位となりました。

　暑さが心配された日でしたが、風と木陰に助けられて気持ちの良いシーズンスタートとなりました。

成績結果

優勝 Cチーム 4戦3勝（42点）

準優勝 Aチーム 4戦2勝（35点）

3位 Dチーム 4戦2勝（28点）

優勝　Cチーム（左から）高島純子さん、田端メリーさん、上田隼人さん（主将）、ラパ・リラさん、ラパ・ミゲールさん

準優勝　Aチーム（左から）森沢千代子さん、酒井隼雄さん、高島一輝さん（主将）、張エミーさん、森本登美江さん

3位　Dチーム（左から）野上博さん、浅野満紀子さん、芝田つるさん、松村満利子さん（主将）、吉田ジュンさん

第27回バンクーバー新報杯

　「アツーイ!!」

　ゆっくり歩いても、さっさと走っても、ちょっと木陰で座ってみても暑い日でした。場所を日系センター前庭に移して6月27日（土）「バンクーバー新報杯」を行いました。バンクーバー新報社長の津田佐江子氏には試合開始のご挨拶だけでなく、カナディアンゲートボール連盟創立当時からのスポンサーとして活動を応援して頂いております。なんと今年で27年にもなります。

　ゲートボールスタート当時は、大きな石や木の根を掘り起こしてコートを手作りしたそうです。ハワイ、ロス、日本等に試合に出かけ、数々の成績を残してきました。また、国外から選手の皆さんをお迎えしてカナダ大会も行いました。

　去年参加した日本での世界大会では、20カ国700名を超える選手が集まりました。その中の一チームとして、私もちょっぴりカナダ代表の気分を味わいました。「なでしこ」ならぬ「かえで」チーム?といったところでしょうか。いろいろな国でいろいろな人たちが同じゲートボールを楽しんでいる!　その一員であることがなんだか誇らしい気がしました。関係者の皆さんに心から感謝です。

　試合の結果発表が遅くなりました。3戦3勝の安定した戦いぶりで、Bチームが優勝!　大きなカップを手に帰途につきました。

成績結果

優勝 Bチーム 3戦3勝（37点）

準優勝 Dチーム 3戦2勝（32点）

3位 Aチーム 3戦1勝（14点）

優勝　Bチーム（左から）張ウイリアムさん、塩崎昌子さん、中津毅さん（主将）、酒井登美子さん、樋口操さん

準優勝　Dチーム（左から）松村満利子さん（主将）、吉田ジュンさん、野上博さん、浅野満紀子さん

3位　Aチーム（左から）張エミーさん、酒井隼雄さん、高島一輝さん（主将）、村尾喜美代さん、森下エルマさん

第13回スティーブストン仏教会杯

　6月、7月と暑い日が続き、散水制限もあってゲートボールコートは芝生が枯れて、まるでカーリング場の様相です。あっちにコロコロ、こっちにコロコロ、そおーっと打っても思った所にボールが止まらず「試合はどうなることやら･･･」とみんな心配しておりました。そうしたら、なんと試合前に雨!　何日ぶりの雨だったんでしょう･･･まさに「恵みの雨」でした。

　少し元気を取り戻したコートで7月25日（土）「スティーブストン仏教会杯」をすることができました。結果は3勝して混戦を勝ち抜けたAチームが優勝!　森本登美江さん、田端メリーさんらのベテラン勢と森下エルマさん、ラパ・ミゲールさんら新人勢を若手キャプテンがうまくまとめた所に、勝利の女神が微笑んだということでしょうか!?　イヤ、イヤ、仏教会杯という事は、仏様のご加護を頂いたと言うべきでした。

　どうかこの次は、私にもお力添えをお願いいたします。

成績結果

優勝 Aチーム 4戦3勝（39点）

準優勝 Bチーム 4戦2勝（33点）

3位 Cチーム 4戦2勝（29点）