サマースクールでの夏祭りを楽しむ子どもたち!
グラッドストーン日本語学園で、8月前半と後半の一週間ずつ、子どもたちと教員とボランティア100人余りが参加してサマースクールを楽しんだ。 朝10時、元気な挨拶で始まりラジオ体操と夏祭りに踊るアンパンマン音頭の練習をした後、幼稚園から小学科と各クラスに分かれて製作やプリント学習を行った。後半では良いお天気に恵まれた。
「ワッショイ、ワッショイ」と元気にお神輿を担ぐ
紙皿でヨーヨーを作り上手に回して楽しみ、カラフルマラカスを作って大声で「カエルの歌」や「アイアイ」を笑顔で歌う子どもたち。ペットボトルを再利用してけん玉を作りお互い何回玉を入れられたか数えて楽しんだ。
特にサマースクールでは、普段かかわることの少ない年齢の違う友だち同士との助け合いが特徴だ。小学生が幼稚園児の小さな手を引いて公園に行ったり、製作活動や遊びを一緒に遊んだりと、面倒をみる姿は微笑ましかった。
恒例の流しそうめんでは、流れてくるそうめんを上手にお箸でつゆにつけていつまでも美味しそうに食べていた子どもたちが印象的だった。
午後の夏祭りでは、日系センターの庭に折り紙で作った金魚鉢や提灯を飾り、祭りの雰囲気をかもし出した。甚平や浴衣を着て、輪になってアンパンマン音頭をにぎやかに踊る子どもたち、園児が作ったアンパンマンの団扇で元気に「ワッショイ、ワッショイ」とお神輿を担ぐ小学科の応援、お兄さん、お姉さんのように幼稚園児も大声で元気よく担いだ。最後は、水に浮かんだヨーヨー釣りに挑戦。釣った水風船を何度も弾ませて遊んだ。
卒業生や日本から来たボランティアのお兄さんお姉さんたちと毎日、日本語で触れ合い一緒にカレーやフルーツポンチの材料を切り料理も楽しんだ。
ボランティアの方々は職員の右腕となり大活躍、こうした多くの方々のご協力で今年もサマースクールの楽しい思い出の一ページとなった。
(記事提供 グラッドストーン日本語学園)
流しそうめんに舌鼓しながら食べる子ども達
流しそうめんに舌鼓しながら食べる子ども達
ヨーヨー釣りに苦戦しながら楽しむ子ども達
ヨーヨーを何回つけたかお互い数え合って頑張る二人