企友会・日加商工会議所ゴルフ大会 にぎやかに開催!
7月26日、ミドーガーデンズ・ゴルフクラブで35名の参加をえて今年もにぎやかに開催された。当日は、あいにく朝からの雨天。しかし、ホールを進むうちに雨も上がり、涼しい絶好のゴルフ日和となった。一方、BC州南部の乾燥度は、最高度のレベル4に引き上げられ、7月20日から庭への水撒き全面禁止となっていた。ゴルフコースの管理もご苦労が多いなか、この日の雨は、一服の清涼剤となったことだろう。
スタート前に全員集合の記念撮影
初参加の人もあり、にぎわい、さらに!
スタート前の立ち話は、決まって高まる興奮を胸に秘めつつ、「いや、このところさっぱりだよ」と謙遜する。この会話を関西地方では“三味線を弾く”というが、実ににぎやか、楽しいものだ。和気あいあい、初参加の人でもすぐに打ち解け合えるゴルフの魔力である。古くから、ゴルフがビジネスシーンで接待に使われてきたが、親しみの間柄を築きやすいからだと思う。
カナダでのビジネスのゲートウエーを築く上で、この「企友会・日加商工会議所ゴルフ大会」は、格好の場ではないだろうか。また、奥様同伴の参加も多く、家族ぐるみのお付き合いに発展するのもゴルフならでは。
また、「この大会に参加する年ごとに、メンバーそれぞれの方が若返っておられるように見える」という“異見”もあるようだが…いかに?
本大会名物の優勝者発表
プレーの後は、豪華ディナータイム。ここでもにぎやかなおしゃべりと健啖ぶりが進むなか、いよいよ成績発表。この大会の名物として知られる、「塚本式ダブルペリア方式」によるハンディが無作為に付けられ、順位が決まる。まず、最初に男女それぞれ最少スコアの名誉あるグロス優勝者を発表。この日の女子グロス優勝者は、塩入勝子さん、男子グロス優勝者は中村鋭司さん。みんなの尊敬の念を集めた。
そして、「ワッ」とか「オッ」という歓声で盛り上がるのが、プロジェクターで映し出される成績発表。コンピュターにプログラミングされたハンディキャップが入力されるたびに順位がころころと変わり、やきもきさせられる。女子ネット優勝者は塩入勝子さん。グロス、ネット共にダブル獲得。男子ネット優勝者は上山健三さん。それぞれに、優勝杯が授与され、栄誉をたたえた。 また、ドネーションによって贈られた副賞賞品があり、ネットスコアの順位で、並べられた豪華賞品を自由に選べる仕組み。参加者全員が何らかの賞品を獲得でき、ブービー賞もある。誠に心優しい配慮がなされていて、全員がお土産を手に来年の大会への決意を秘め、ミドーガーデン・ゴルフ場を後にした。
(取材 笹川守)
ネット優勝者の表彰:(左から)企友会会長の松原昌輝さん、「総領事杯」を手にする女子ネット優勝者の塩入勝子さん、「総理大臣杯」を手にする男子優勝者の上山健三さん、日加商工会議所を代表して伊藤公久さん
ベストグロス優勝者の表彰:(左から)企友会会長の松原昌輝さん、「企友会会長杯」を手にする女子ベストグロス優勝者の塩入勝子さん、「日加商工会議所会長杯」を手にする男子ベストグロス優勝者の中村鋭司さん、日加商工会議所を代表して伊藤公久さん