FrogHollow Neighbourhood House

 

 イースト・バンクーバーにあるFrogHollow Neighbourhood House では、毎週木曜日の10時から、日本語のファミリー・ドロップインが行われている。  日が差し込む明るい部屋には、おもちゃや本がたくさん。電車を抱えた子、ドレス選びに夢中の子、お絵描きをする子、お母さんに抱っこされながら、キョロキョロしている赤ちゃん…。その傍らで、お母さんたちはコーヒーやお茶を片手にお喋り。とても和やかな雰囲気だ。  「毎回10組前後のファミリーが参加しています。子どもの年齢は、0歳からキンダー入学前の5歳まで、さまざまですね」とボランティアのさかえさん。  このドロップインは、ボランティアのお母さんたち主導で行われている。といっても、堅苦しいことはなく、スナックやおもちゃの準備、片付け、絵本の読み聞かせなど、お母さん達が、和気あいあいと進めている感じだ。  一時間ほどのフリータイムの後、サークルタイムにスナック、最後は絵本の読み聞かせというのが、だいたいのスケジュール。サークルタイムでは、みんなで日本語の歌を歌う。  スナックは、チーズやクラッカーなどが提供されるほか、フルーツなどをみんなで持ち寄ってシェアする。お母さんたちはテーブルを拭いたり、フルーツを切ったり、子どもたちに手を洗わせたり、臨機応変に動いていた。  「ここには、二週間に一度くらい来ています」と言う2歳の女の子のお母さんに、話を聞いてみた。現在、キンダーのお兄ちゃんが赤ちゃんだった頃から来ているそうだ。「子どもがのびのび遊べるうえ、親ものんびりお茶を飲んだり、情報交換できるのがいいですね。ここで、お友達もできました」。  参加者は近隣在住者が中心だが、なかには遠方から来ている人も。初めての人も大歓迎。夏休み明けは9月11日から行われている。

 

みんなで仲良くスナックタイム

 

日本語の絵本の読み聞かせ

 

日本語ドロップイン FrogHollow Neighbourhood House

毎週木曜10am〜12pm

場所:FrogHollow Neighbourhood House (2131 Renfrew Street Vancouver BC)

開催日問い合わせ: (604)251-1225 ext 238 (英語)

参加料金、予約などは不要。 ただし、参加は先着15家族。 キャンセルの場合もあるので、会場を提供しているFrogHollow Neighbourhood Houseに問い合わせした方が確実。 jpcanadaのファミリールームにもトピックあり。

  

(取材 宗圓由佳)

読者の皆様へ

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