JAPAN LOVE PROJECT 代表 高井 洋季(たかいひろき)
震災から3年がたちました。2010年秋にカナダに留学して半年で震災が起こり、それから2年半の留学生活は自分のため以上に、カナダから日本のために何かしようというものに変わりました。私は昨年日本に戻りましたが、日本の大学生を連れて漂着物の撤去に再びカナダの地に戻ってくることになるとは当然考えてもいなかったことで、改めて3年という月日の長さを実感しています。
今回は清掃活動ということで活動をさせていただきましたが、清掃は目的ではなく感謝を伝える手段であったと感じています。自分たちだけで、完全撤去も、海洋漂着物の問題も解決することはできませんが、何もしないよりたとえ微力であっても自分たちにできることをやることで、感謝の気持ちを伝えることができたのではないかと感じています。JAPAN LOVE PROJECTを立ち上げやってきたすべてのことは、周りの方々の支援や応援の架け橋となることで、実際自分たちだけでできたことは何一つ存在しません。今回の活動でも、本当に多くの方々に応援、ご協力を頂きました。人と人との繋がりに心から感謝しています。ご支援ご協力くださった皆様と、携わってくれた仲間たちに感謝すると同時に、そんな皆様と被災地の復興、新しいカナダと日本の未来へ向けてこれからもできることを続けていけたらと思います。
活動報告書
日程:2014年3月7日~15日
場所:カナダ・バンクーバー島、ユクーレット市沿岸・離島
主催:JAPAN LOVE PROJECT
(www.japanlove.ca)
NPO法人国際ボランティア学生協会
(IVUSA www.ivusa.com)
協催:ユクーレット市、緊急災害マネージメント
参加者:本活動の一般参加者募集は無し。
IVUSA隊員(在学中日本人大学生)70名・11大学
IVUSA職員 2名・JLPスタッフ 4名
活動詳細
日本とカナダを拠点にする2団体の合同プロジェクト。2011年3月11日の東日本大震災で、たくさんの支援を受けたカナダに対し感謝と恩返しの気持ちを込めて、津波で流された大量の漂着物の撤去・分別作業を行なった。
回収した漂着物詳細
タイヤ、漁業用の網・カゴ・浮き・ロープ、ソフトドリンクのペットボトル、日本家屋の木材、発泡スチロール(合計重量約7トン)
報道メディア
(日本)NHK ロサンゼルス支部、BSフジ、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞 (カナダ)Global News, Westerly News, CTV News, Check News, CBC Radio, The Peak 102.7
協力企業
ザ・リステルホテル、JTB インターナショナル・カナダ、みんなのコンビニ屋、ユクーレットコミュニティセンター、パシフィックリム自然国立公園、ロイヤルカナディアン・マウントポリス、サンバードリサイクル、Jamie’s Whaling Station, Subtitle Adventures, Christ Community Church
活動経費総額
1325万(3月20日現在)
活動支援金総額:¥55,0000(日本円個人・団体寄付)、ReadyFor? ¥200,0000 (日本円クラウドファンディング)、$400.00(カナダドル個人寄付)
支援団体・企業
WAA, 黒澤司様(チーム石巻)、 無学寺 竹内文成様、天寧寺、鷹峰啓明様、山路純様、池田工業株式会社、有限会社興伸製作所、ヒラテ産業有限会社、川端徹様、株式会社MAQ、本田公昶様、JEAN、匿名、匿名現地、星野村募金 ご支援、ご協力ありがとうございました。
(写真提供 Japan Love Project 写真提供 斉藤光一)
JAPAN LOVE PROJECT
Official Website: www.japanlove.ca
Facebook Page: www.facebook.com/JapanLoveProject
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