2020年1月16日 第3号

 イギリスのヘンリー王子夫妻が主要王族の地位から退くと発表したことを受けて、13日エリザベス女王が、夫妻にイギリスとカナダを行き来する「移行期間」を認めると発表したが、カナダでは歓迎する声がある一方で、警護費はカナダが負担するのか問題になっている。

 連邦政府ビル・モルノー財相は13日に記者団の質問に答え、ヘンリー王子夫妻がカナダに滞在する場合の警護費について、カナダが負担するかどうかまだ決定していないと語った。またイギリスのメディアでジャスティン・トルドー首相がこの件についてすでにエリザベス女王と話したという報道について、イギリスと正式な話し合いはまだ持たれていないとも語った。「政府としてこの件についてどうするかの話し合いの時間を取っていない」とも語った。

 ただ「イギリス連邦の一員としての役割は果たしていく」と語り、カナダが負担する可能性も示唆した。

 昨年のクリスマス休暇をブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア近郊で過ごしたことは知られていて、メーガン妃はすでにビクトリア近郊に再来加しているとみられている。

 ビクトリアの地方紙タイムス・コロニストはビクトリア空港のメディア担当の話として、9日にはVIPがビクトリア空港に到着したことを明らかにしたと、11日に伝えた。VIPは9日午後9時から10時の間に到着したと語っている。

 

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