2020年1月16日 第3号

 先住民族の12歳の少女が銀行で付き添った祖父と一緒に逮捕されるというショッキングな事件が起きていたことが14日分かった。

 事件が起きたのは昨年12月、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市にあるモントリオール銀行だった。ベラベラ在住のマックスウェル・ジョンソンさんが、孫が銀行で口座を開設するために付き添って手助けしているときに起きたという。

 バンクーバー市警によると、ジョンソンさんたちが口座開設のために送金をしようとしているときに、銀行員の一人が2人をあやしいと思い警察に詐欺の可能性があるとして通報。駆け付けた警察がジョンソンさんと孫の12歳少女に手錠をかけたとしている。警察は2人の身元が確認され、行動が違法行為ではないことを確認するまで手錠をかけていたという。

 ジョンソンさんはメディアのインタビューに、「孫が銀行の外に連れ出され手錠を掛けられるのを見るのはつらかった。彼女にとってこの経験はきっと生涯のトラウマになるだろう」と話している。

 この件についてバンクーバー市ストゥワート・ケネディ市長が14日、怒りを爆発させた。市長はなぜこうしたことが起こったのか調査すると言及。CBCラジオのインタビューに答え銀行側の説明責任を求めるとして、今月23日のバンクーバー市警理事会で詳しいことが分かるだろうと語った。警察苦情調査委員会(OPCC)が、この件について調査をすることを発表している。

 

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