2019年12月12日 第50号
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市にあるオッペンハイマー公園は現在ホームレスの人々の生活の場として利用されている。
公園にはテントが多く張られ人々が生活しているが、寒さが厳しくなっているため暖を取るために火を起こす行為がみられると懸念されている。
先週には2件の火事で数個のテントや所有物が燃えるという事件があった。消防署によると、発火原因は暖を取るためと料理をするためにプロパンヒーターやバーベキューで火を起こしたためとみられると語っている。
バンクーバー市や消防署は、火事による事故でケガ人などが出る前にテントを強制撤去するよう主張しているが、公園を管理するバンクーバー市公園庁は強制撤去には消極的な姿勢を見せている。
現在は50人ほどがテントを張っているという。
市は、これからますます寒さが厳しくなるため、近くのセンターに避難するなどの対策を講じてほしいと語っている。