2019年11月28日 第48号

 ドイツナチスに関連する品々がオークションにかけられることが22日わかった。コミュニティでは撤回の声が上がった。

 オークションの予告があったのは、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市メイナーズ・ファインアート&オークションで、ナチス軍のヘルメットや帽子、バッチ、ピン、旗まであったという。

 これにグレーターバンクーバー・ユダヤ連盟が猛抗議。オークションを取り止めるよう訴えた。しかし、連盟の代表によると予定通り開催するとの回答が返ってきたという。

 しかしコミュニティからの苦情や、リッチモンド選出BC州議会ジャス・ジョハール議員がフェイスブックで非難したことなどから、メイナーズは23日、ナチス関連品のオークションは中止すると発表した。

 ジョハール議員は、「600万人の命がナチスによって奪われている。ナチス関連の品々を売るオークションというのは、どのコミュニティでも許されることではない。多様性の高いリッチモンドだからということではない。すぐにオークションからナチスの品々を外してほしい」とフェイスブックに投稿している。

 メイナーズは同社ウェブサイトでオークションから関連品を外したことを発表。ただ「残念ながらこうした品々は、引き続き秘密裏に取り引きされるだろう」と語っている。

 

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