2019年11月21日 第47号

 アルバータ州エドモントンの男性のツイートが称賛を浴びている。以前マクドナルドで働いていたというコディ・ボンダーチャックさんが、当時マックナゲットを会社に内緒で1つおまけして入れていたというのだ。

 ボンダーチャックさんによると、かなり昔にマクドナルドで2年半ほど働いていた時の話で、当時はキッチンにカメラなどが設置されておらず、マックナゲットを10個作るたびに1つおまけしていたと明らかにしている。さらに同僚もおなじようにおまけしていたと語っている。

 これにSNSでは「庶民の味方」と感謝の声が上がっている。巨大企業マクドナルドから庶民にささやかなプレゼントを贈ってくれるヒーローというわけだ。

 本人も、当時はおまけされていたマックナゲットを買った人たちから全く感謝されなかったから、今こうして発表して盛り上がってくれるのは結構うれしいと満足そうな様子。ツイートは8万回もリツイートされている。

 ボンダーチャックさんが行っているポッドキャストでもリスナーが増えているという。

 実はボンダーチャックさんは次の地方選挙でエドモントン市議に立候補する予定で、「どんなことでも注目されることはありがたい」と語っている。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。