2019年11月7日 第45号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市の市議会は5日、花火の販売を禁止する動議を賛成多数で可決した。

 今後は市の職員がバンクーバー消防署、バンクーバー市警と協力して、花火の販売と使用を2021年までには禁止する計画を練っていく。市議会には2020年に報告される予定としている。

 花火の使用についてはこれまでにも議論にあがってきた。特にハロウィンの時に花火をあげる人が増えるため、毎年議論が起こる。今年も10月31日には街中のあちこちで花火が上がっていた。

 花火は危険なだけでなく、火事を引き起こしたり、動物に影響を与えたり、心的外傷の引き金になる可能性があるという。

 早ければ2021年から禁止される。ただし、市が許可する年中行事での使用は例外としている。その中には、カナダデーやセレブレーション・オブ・ライト、大晦日、チャイニーズ・ニューイヤー・パレードなどが含まれている。

 メトロバンクーバーではすでに、ノースバンクーバーやコキットラムなどで販売を禁止、リッチモンド、サレー、デルタ、ラングレーなどで使用を禁止している。

 

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