2019年6月27日 第26号

 フランスで開催されているFIFA女子ワールドカップは、ベスト16が出揃い、白熱した戦いが続いている。

 カナダはグループEを2勝1敗ポイント6で2位通過。ベスト16ではグループFを2位通過したスウェーデンと24日に対戦した。

 55分に先制をされ0‐1となった後、カナダは69分にペナルティキックのチャンス。ここでチームが選んだのはベテランFWシンクレアではなく24歳MFベッキー。左隅に蹴ったシュートは、スウェーデンGKのスーパーセーブで弾かれ同点にはならなかった。

 カナダはこのまま0‐1で敗け、ベスト16での敗退が決まった。

 試合後、ベッキーは自分がペナルティキックを蹴ったことについて、シンクレアから「やってみたいかと聞かれたのでやると言った」と語った。シンクレアは結果的にGKに止められて負けたため「(ベッキーに)聞いたこと自体、悪かったと思っている」と自分を責めた。ベッキーは、この結果はしばらく引きずるだろうと悔しそうに語った。

 W杯はベスト8が出揃った。25日にオランダと対戦した日本は1‐2で敗れ3大会連続で決勝へ進むことはできなかった。8チームはアメリカを除いて全てヨーロッパのチームとなった。

 

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