2019年4月11日 第15号
来週に迫ったアルバータ州議会選挙。これまで野党第一党連合保守党(UCP)が支持率で与党新民主党(NDP)を大きく引き離していたが、ここにきて徐々にその差を詰めている。
世論調査会社シンクHQパブリック・アフェアが8日に発表した党首支持率の結果では、UCPジェイソン・ケニー党首の支持率が41パーセント、不支持が53パーセント、NDPレイチェル・ノッテリー州首相は支持46パーセント、不支持50パーセントでケニー党首を上回っている。
州首相の支持率は3月の前回調査より2パーセント上昇、ケニー党首は1パーセント下落している。
これがどのように票に結びつくかは定かではないという。州民は党首よりも党に投票すると専門家は指摘。ノッテリー州首相の支持率がケニー党首より高いことが必ずしもNDPの巻き返しを意味するわけではないという。党の支持率では、UCPが46パーセント、NDPは40パーセント。このままの場合、UCPが過半数を上回る可能性が高いと予想されている。