2019年3月28日 第13号
サッカー男子カナダ代表は24日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市BCプレースでフレンチ・ギアナと対戦、4-1と快勝しゴールドカップへの出場権を手にした。
上位10チームが出場権を獲得する北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)ネイションズ・リーグ予選。カナダは予選グループで4チームとの対戦が組まれ、ここまで3勝で3位につけ、この試合に勝利するか引き分けで出場権が確定する位置に付けていた。
試合は、12分にFWホイレット(#10)が幸先よく先取ゴールを決めたが、26分に守りのミスから同点ゴールを献上。それでも39分にはFWカヴァリーニ(#19)が、41分にはFWデイビッド(#20)が決め、前半を終え3-1とリード。後半に入り、カヴァリーニが再びゴールを決め、詰めかけた17124人のファンの前で快勝した。
ジョン・ハードマン監督は選手全員での勝利と語った。19歳のデイビッドが、この大会を通して好調を維持していることに目を細め、「成長をすごく感じる」とうれしそうに語った。
ゴールドカップに向けては、課題は多く、特にディフェンスを強化する必要があると語った。
バンクーバーで開催された久しぶりの男子代表試合。バンクーバーを拠点とするMLSバンクーバー・ホワイトキャップスFCで昨季大活躍し、今年1月にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに移籍したMFアルフォンソ・デイビーズは、今月17日(現地時間)に出場した試合でヒザを負傷したため、今回の代表戦には欠場。凱旋試合を楽しみにしていたバンクーバーのファンには少し残念な試合となった。
この日2ゴールを決めたFWカヴァリーニ(#19)。 (Photo by Laird Allan / SportsWave)