2019年3月7日 第10号

 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)弁護団が3月1日、カナダ政府、カナダ国境サービス庁(CBSA)、連邦警察(RCMP)を相手取り、損害賠償を求めてブリティッシュ・コロンビア(BC)州最高裁判所に提訴した。連邦警察官1人、カナダサービス庁職員3人、カナダ司法長官を名指ししている。

 カナダ当局は昨年12月1日にバンクーバー国際空港でアメリカの要請により孟氏を逮捕。その時に、逮捕前3時間にわたって拘束され、取り調べを受けたのはカナダの憲法上の権利に違反していると主張している。

 訴えによると、この空港での拘束が影響し、猛氏は精神的な苦痛、不安、自由の侵害を被ったとしている。

 孟氏は12月に逮捕された後、保釈金を支払って保釈され、現在はバンクーバーの自宅で過ごしている。

 カナダ政府は3月1日にアメリカへの身柄引き渡しに関する審理を正式に決定した。アメリカ司法省はファーウェイと孟氏をアメリカの対イラン経済制裁に違反した詐欺罪などで起訴し、孟氏の身柄引き渡しを要請している。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は今号をもちまして終了いたします。

しかし、日系コミュニティーに支援されて41 年余り続いてきた新報を存続させたいとの思いから、オンラインによるウェブサイトでの情報発信を継続することになりました。

SNS を含むオンラインは、弊紙で記者をしておりました三島直美と西川桂子が、責任者として引き継ぎ新体制で再出発する予定です。

今後も引き続き、ウェブサイトの閲覧をよろしくお願いいたします。