2019年1月31日 第5号
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市を走るふたつのスカイトレイン、エキスポラインとミレニアムラインが交差するコマーシャル=ブロードウェイ駅で、新しいプラットフォームが来月オープンする。
スカイトレインや、駅の下を通るコマーシャルドライブを行き交う車の騒音が絶えない同駅だが、新ホームにはすでにハトが巣を作り始めており、利用客に糞の被害が及ぶ恐れがある。
スカイトレインを運用するトランスリンクは、いくつかの対策を用意している。一般的な針状のプロテクターやネットのほか、微弱な電気を流しハトが居つづけるのを防ぐテープなどだが、トランスリンクはさらに、ハトの天敵であるタカを時々ホーム内で飛ばすようにしているという。これによって、ハトがこの場所が安全でないと思ってくれることを狙っていると、同社のジル・ドリューさんは取材に語っている。
新しいプラットフォームは、2月2日に供用開始予定。このプラットフォームでは、西行き列車に両側から乗り降りできるようになる。