2019年1月24日 第4号
ブリティッシュ・コロンビア(BC)州メトロバンクーバーの公共交通機関を管轄するトランスリンク社は21日、バンクーバー市にあるスカイトレインのコマーシャル-ブロードウェイ駅の改築工事を終え2月2日に新しいプラットホームを披露すると発表した。
新しくなった同駅は、これまでとは全く違った使い勝手のいい駅になっているという。ダウンタウンのウォーターフロント駅からサレー市のキングジョージ駅までのエキスポラインと、バンクーバー市VCC-クラーク駅からコキットラム市のラファージ・レイク-ダグラス駅までのミレニアムラインが交わるコマーシャル-ブロードウェイ駅は、スカイトレイン全駅の中でも最も利用者数が多い駅で、一日約15万人が利用している。一日に同駅を通過するスカイトレイン数は約9万本、連絡しているバス停からの99Bラインを含むバスの便数は約6万本となっている。
こうした最大利用者数の利便性を向上するために2015年春から第2次アップグレード工事を開始。総工費6千万ドルの工事が今回ようやく完成した。
広々としたプラットホーム、ミレニアムラインへの容易なアクセス、ブロードウェイ通りの上に架けられた歩道、さらに70台分の駐輪場所も確保されている。
今後はミレニアムラインが西へと延長される計画で、同駅はその拠点となり、ますます利用客が増加すると見込まれている。