2019年1月10日 第2号

 メトロバンクーバーの公共交通機関を運営管轄するトランスリンク社は、バスやスカイトレインとバンクーバーのシェアリングシステムとのバンドル化を検討していると7日に発表した。

 トランスリンクは、バンクーバーのカーシェアリングシステムのエボカーシェアとモド・コーポレイティブ、バイクシェアのモビ・バイクシェリングと組み合わせたサービスの構築を検討しているという。

 「メトロバンクーバーをより快適に、簡単に、継ぎ目のない形で移動できるよう、地元の3社と協力してバンドルサービスを提供していく方法を模索している」と声明を発表した。

 今回のサービスは、トランスリンクが一般から応募された中から2018年半ばに専門家が選択した案を具体的にしたもの。トランスリンク最高経営責任者(CEO)ケビン・デスモンド氏は、「トランスリンクは常に新しい技術と新しいアイデアを使いながら人々が持続的に快適に使用できるよう前向きな姿勢で取り組んでいる」と語っている。

 どのようなサービスの形になるかは未定で今後の検討課題となっている。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。