2018年11月15日 第46号

 バンクーバー・ホワイトキャップスFCは6日、新監督就任を発表した。新しく監督に就任したのは、カナダ人のマーク・ドスサントス監督。ケベック州出身で、英語以外に、フランス語、スペイン語、ポルトガル語も話す。

 今季はプレーオフ予選で敗れたロサンゼルス・フットボールクラブでアシスタントコーチを担当していた。その他、北米2部リーグでの監督経験は豊富だが、MLSでの監督は初めて。

 7日に記者会見したドスサントス監督は、ホワイトキャップスの監督に就任できてうれしいと語った。MLSでは3チームしかないカナダのチームの一つで、ずっと追いかけていたチームと、相思相愛ぶりを披露した。

 ホワイトキャップスは今季プレーオフを逃した。前任のカール・ロビンソン監督を残り5試合で解任。次の監督候補への環境づくりのためだったと、この日チームが明らかにした。

 ドスサントス新監督にはさっそく大きな仕事が待っている。まずはチームの再生。シーズン終了後の記者会見で今季キャプテンを務めたDFワストン(#4)選手が契約を残しながら、来季はホワイトキャップスに残りたくないと発言するなど、チーム内に問題があることが明らかになっている。

 まずは選手たちとのコミュニケーションを取りながら、来季に向けたチーム作りをしていきたいと語った。

 

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