2018年9月27日 第39号

 アルバータ州カルガリー市の美術館から、30点を超える美術品などが盗まれた。事件が発生したのは5月20日午後11時50分ごろのことだった。捜査を進めてきたカルガリー市警察が、市民からの情報を募るため、つい先日その詳細をソーシャルメディア上で公開した。

 それによると、盗難に遭ったのは市中心部にある、ゲリー・トーマス・ギャラリー。犯人らは電動のこぎりでドアに穴を開けギャラリー内に侵入した。そして展示してあった彫刻品や絵画など30点を持ち出したほか、倉庫内に保管されていた40点あまりも盗んだ。さらにギャラリー内と、隣接しているカフェの電子機器や現金、また酒類なども盗まれた。

 警察によると、犯行グループのうちの一人はその日の昼間にギャラリーを訪れ、いくつかの防犯カメラの向きを変えていたという。

 警察は盗まれた美術品や、防犯カメラに残されていた犯人らの映像をソーシャルネットワーク上で公開、情報提供を呼びかけている。

 

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