2018年9月20日 第38号

 アルバータ州カルガリーそばの町で15日夕方、女性が自宅で飼い犬に殺された。また3歳になる女の子も大けがを負った。

 事件が起きたのは、カルガリーの東12キロメートルほどにある、人口約5千人の町ラングドン。女性が飼っていた犬のうちの一匹の、ボクサーとピットブルの交配種が最初に3歳児を襲ったという。子供を救おうと母親が間に入ったが、今度は彼女が襲われた。当時家に居合わせた他の人が、この犬を檻の中に戻すことに成功したものの、49歳になるこの女性はその場で死亡した。3歳児は手と足に大けがを負ったが、命に別状はないという。

 事件を警察に通報した目撃者によると、この犬は普段はよくしつけに従っており、攻撃的になる様子は見せたことはなかったと話している。警察はこの犬をカルガリーの施設で隔離し、様子を見ている。

 

 

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