2018年8月2日 第31号

 カナダ統計局は5月の実質国内総生産(GDP)が前月比でプラス0・5パーセントだったと7月31日発表した。2016年7月以来の伸びとなった。

 4月は0・1パーセント低い成長率にとどまった。原因は、例年より気温が低くカナダ東部で吹雪などの悪天候が続いたことや、オイルサンドがメンテナンスのため停止していたことなどが挙げられている。

 5月は20項目中、19項目で伸びを示すなど全般的に好調だった。製造業で0・6パーセント、サービス業で0・5パーセントの成長。オイル&ガス産業が2・5パーセント、小売業2パーセント、卸売業1・4パーセント、建設業が0・7パーセント、製造業が0・1パーセントだった。

 唯一電気代などの公益事業部門のみマイナス2・4パーセントで、天候の回復などで電気使用量が減少したためと説明している。

 5月の成長率はエコノミストの予測0・3パーセントを上回ったが、9月にカナダ銀行が発表する金利が引き上げられる可能性は低いとみられている。カナダ銀行は7月11日に金利を引き上げたばかり。

 さらに、アメリカの高関税が実施された影響が予想される6月の経済報告によっては、第2四半期の成長率が悪化することも予測されている。

 

 

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