2018年7月19日 第29号
ジャスティン・トルドー首相は17日、前日にフィンランドのヘルシンキで行われたアメリカのドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領の会談について記者団から質問され、改めてプーチン大統領を非難した。
訪問中のノバスコシア州で記者会見を開いたトルドー首相は、記者団から前日の両大統領会談について聞かれると、「カナダはウラジミール・プーチン(大統領)とロシアへの非難を明確に示している」と語った。
ロシアのウクライナ侵攻によるクリミア併合、東ウクライナの反逆者やシリアのバッシャール・アル・アサド大統領への支援、イギリスでの化学兵器使用疑惑などを例に挙げ、これまでカナダは、これらの行為を非難してきたと強調した。
ただ、トランプ大統領のヘルシンキでの共同記者会見で語った内容については一切言及しなかった。