2018年7月12日 第28号
国内の自動車販売数が4カ月連続で減少していることが分かった。デスロジャーズ・オートモーティブ・コンサルタンツが4日に発表した6月の自動車販売数では、前年同月比で1・6パーセント減少した。
乗用車が6万1153台で8パーセント減、一方で軽トラックが13万9003台で1・4パーセント増加した。軽トラック部門が全自動車販売数の約69パーセントを占めた。
カナダの自動車産業は厳しい状況に立たされている。アメリカのドナルド・トランプ政権は、6月1日から実施した鉄鋼・アルミニウムへの高関税に加えて、自動車と自動車部品への高関税措置も検討していることを示唆している。もし実施されれば、製造業の自動車産業だけでなく、自動車販売にも大きな影響を及ぼすとみられている。