2018年6月28日 第26号

 毎年首都オタワでカナダデーを迎えるのが慣わしとなっているカナダの首相が、今年は首都以外の3都市でカナダデーを過ごすことが分かった。カナディアンプレスが25日伝えた。

 1日で3都市を回るというトルドー首相が訪問するのは、オンタリオ州リーミントン、マニトバ州レジャイナ、ユーコン準州ドーソンシティ。カナディアンプレスによると、カナダ国民と、その家族との時間を過ごしたいというカナダ政府広報の発表だが、少なくとも訪問する2都市は今回トランプ政権が発表した高関税で影響を受ける都市だという。

 カナダのナショナルホリデーですらアメリカの影響からは逃れられないということのようだ。

 カナダ政府は7月1日からアメリカ政権の高関税への対抗措置を実施する。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。