2018年5月10日 第19号
ケベック州モントリオール市の家族が、大学に1千万ドルを寄付した。
寄付したのはアミリアさんとリノ・サプートさん夫妻で、寄付先は息子が在籍しているノバスコシア州北東部のアンティゴニッシュにある、聖フランシスコ・ザビエル大学。彼は同大学のビジネス学科の4年生で、夫妻によると、彼は入学当初から大学に温かく迎え入れられていたという。
同大学では現在、コミュニティの健康とウェルネスの中心拠点となるためのプロジェクトを推進中で、同夫妻の寄付は、学内の1967年に建てられた体育館オランド・センターの改修工事に充てられる。同大学の165年の歴史の中で、一回で支払われた寄付としては最高額となる。なお改修工事にかかる総費用は3千万ドルと見積もられている。
サプート夫妻は乳製品を扱う企業の経営者で、カナダの裕福な家族トップ25にランクインしている。