2018年1月18日 第3号
カナダで初となる犬インフルエンザ(H3N2型)が、オンタリオ州南西部で確認された。同地域を管轄するウィンザー=エセックス郡保健局が13日、明かにした。
最初に確認されたのは、昨年12月にアメリカ経由で韓国から持ち込まれた2頭だった。その後、この2頭と接触のあった5頭を最近検査したところ、すべて陽性だった。当局によると、これらの犬、およびこれらの犬と接触のあった犬は、飼い主らによって外部との接触がないようにされているという。
H3N2型型犬インフルエンザは、犬どうしの間では感染性が極めて高く、アジアの一部で流行したり、アメリカでは特にシェルターなどでも感染が突発的に起こったりしている。このウイルスが人に感染した例は報告されていないが、人間に感染するインフルエンザウイルスと合体・変性する可能性が指摘されている。