2017年11月23日 第47号

 アルバータ州バンフ国立公園内にある、カナディアン・ロッキーマウンテン・リゾート・グループは、同社の経営するバッファローマウンテン・ロッジの築何十年にもなる従業員宿舎を取り壊し、ユニークな宿舎に交換することにした。

 その宿舎とは、宿泊用に改造された貨物コンテナ。改造のための資材は最大で90パーセントがリサイクル材となるほか、外装には木材を使用するため、見た目には貨物コンテナだとはわからないという。

 全部で22本の貨物コンテナが改造され、従業員76人の宿舎となる。同ホテルグループの開発担当マネージャー、ラーキン・オコーナーさんは取材に対し「住宅不足が続くバンフには最適の解決策」だと語っている。

 また、このコンテナ宿舎を手掛けたのは、同州カルガリーに本社を置く、貨物コンテナを事業用や住宅用ユニットに改造する企業ラダコー・アドバンスト・モジュラー・システムズ社。社長のダレル・ニムチャックさんによると、カナダはアジア諸国との貿易において輸入超過であり、太平洋を行き来する貨物コンテナは必然的に北米側に滞留しがちになる。この使われていない貨物コンテナを有効活用し、様々な事業や居住スペースのニーズにリーズナブルな解決策を提供するのが同社のミッションだと語っている。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。