2017年11月9日 第45号

 ケベック州で5日に行われた市町議会選挙で、モントリオール市の第45代市長にバレリー・プランテ氏が当選。同市375年の歴史上初の女性市長が誕生した。

 当選確定後プランテ市長は、「モントリオール市民第一の政治を、モントリオール市の再始動を実現したい、歩行者やシニアやサイクリストが安全に利用できる交通網を作りたい」と、詰めかけた支援者に向けて語った。

 選挙結果はプランテ氏52パーセント、デニス・コデール前市長46パーセント。投票率は41・75パーセントで、44パーセントだった前回を下回った。

 プランテ市長は2013年にモントリオール市議に初当選。2016年にはモントリオール市の左派政党プロジェクト・モントリオール党首に。選挙が始まった当初はコデール前市長が優勢と予測されていた。しかし選挙戦が始まるとプランテ氏が巻き返し。選挙期間中には、公共交通機関の充実とグリーン空間の設置、住宅問題の解消などを訴えた。

 43歳、2児の母のプランテ市長、通勤は自転車か公共交通機関で、市民感覚を訴えての当選。今後は、連邦政府やケベック州政府と協力して公約実行を目指すとしている。

 ジャスティン・トルドー首相は自身のツイッターで、プランテ市長を祝福。協力していけることを期待しているとメッセージを送った。

 一方敗れたコデール前市長は、市政から退くことを表明。選挙後のあいさつで、これまで自身が実現したことを誇りに思うと語った。

 コデール前市長は移民相も務めたことがある元自由党国会議員。2013年の選挙でモントリオール市長に当選。好調な経済政策を背景に再選を目指したが、1期で市長を終えることになった。当初は優勢と伝えられたが、今年市制375周年の派手な記念イベントや、電気自動車レース・フォーミュラEの開催に多額の税金を使用したり、ピットブル(アメリカンピットブルテリア)の所有禁止を決定したりということが響いたと分析されている。

 

 

 

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