2017年9月7日 第36号
オンタリオ州警察の発表によると、携帯端末などの操作による不注意運転が原因の交通事故が、アルコールやドラッグの使用、およびスピードの出しすぎによる事故の件数を上回っていることがわかった。
今年に入ってからの事故件数は、スピードの出しすぎによるものが4700件、アルコールや薬物使用によるものが1158件だったのに対し、不注意運転によるものは6360件に上ったという。
また不注意運転が原因の事故による死者は47人で、昨年の39人から8人増加している。オンタリオ州警察では、携帯端末などを使用することが、道路の安全性をいかに脅かしているかを如実に示していると指摘している。