2017年8月31日 第35号

 ジャスティン・トルドー首相は8月29日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本上空を通過して太平洋に落下した事件について、北朝鮮を強く非難すると述べた。

 オタワを訪問中のヨルダン・アブドラ国王との共同記者会見で質問されたトルドー首相は、「関係地域だけでなく、世界平和も脅かす事態」と語った。

 しかしアメリカの弾道ミサイル防衛シールドに参加するかを問われると、「慎重に検討する」と述べるにとどめた。

 クリスティア・フリーランド外相も声明を発表。「北朝鮮の近隣国の支配権を犯す行為と、日本国民への直接的な脅威は周辺諸国と国際的な平和と安全を脅かす」と非難した。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。