2017年8月10日 第32号

 毎年夏に開催されるバンクーバーの花火大会「ホンダ・セレブレーション・オブ・ライト」。今年の優勝は「チームジャパン」と8日、バンクーバー花火大会委員会が発表した。

 1週間3夜にまたがる3カ国の競演。今年は、7月29日に日本、8月2日イギリス、そして8月5日にカナダが最後を飾った。技術的な精密さと印象的な音楽との共演が素晴らしかった、と日本が優勝した理由が発表された。

 審査員を務めたバンクーバー市レイモンド・ルイ市議は、「見ていた人々を強烈にひきつける表現力とテーマ力を持っていた」と称賛した。そして優勝を祝福するとともに来年以降、また機会があったら参加してほしいと誘った。

 今年はカナダ建国150周年ということで、ファンによって投票されたカナダで人気のある曲を必ず一つは使用することが条件づけられていた。

 会場となったバンクーバー市ダウンタウンのイングリッシュ・ベイや対岸のバニエ・パークには3日間で約100万人が詰めかけ、真夏の夜の競演を楽しんだ。

 

 

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