2017年5月18日 第20号

 オンタリオ州ジャグミート・シン議員が15日、連邦新民主党(NDP)党首選への出馬を表明した。現在、オンタリオNDP副党首、インド系カナダ人で元弁護士。英語、フランス語、パンジャブ語を話し、派手なターバンと高級スーツがトレードマークの38歳。もし党首に決まれば、初の非白人系連邦党首の誕生となる。同議員の党首選出馬はすでに予想されていた。

 現在、NDP党首選には4人の国会議員が立候補を表明。BC州ピーター・ジュリアン議員、オンタリオ州チャーリー・アンガス議員、マニトバ州ニキー・アシュトン議員、ケベック州ガイ・キャロン議員。他にも2人が出馬を表明しているが、公式には立候補していない。

 NDPは2015年総選挙で大敗し、それまでの野党第一党から第二党に転落。昨年の党大会で、トーマス・マルケア党首の交代を投票で決定した。党首選は2月頃から本格的に始まっている。次期党首は今年10月に決定する。

 

 

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