2017年4月13日 第15号

 小麦粉の有名ブランド、ロビンフッドの小麦粉が大腸菌O121に汚染されている危険性により、リコールが始まってから2週間になろうとしているが、その対象地域がついに全国に拡大された。

 リコール対象となっているのは、ロビンフッド・ブランドの10キログラム袋入りオール・パーパス小麦粉。袋に刻印されている賞味期限は、2018年4月17日(BB/MA 2018 AL 17)になっているほか、製造ロット番号は6 291 548、UPCコードは0 59000 01652 8となっている。

 先週末の段階で、この小麦粉が原因とみられる食中毒が、少なくとも25件報告されている。個々のケースの詳細は明らかにされていないが、罹患したのは若い男性が多く、平均年齢は24歳とのこと。カナダ食品検査局では、大腸菌に汚染されていても見た目や味には変化がないこともあり、注意を呼びかけている。

 

 

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