2017年4月6日 第14号

 カナダの航空会社大手ウェストジェットは3月31日、はしかを発症した乗務員が勤務していた航空機に乗り合わせた乗客に、はしか感染の恐れがあると発表した。

 感染の可能性があるのは、次の便。

3月22日 アボッツフォード発カルガリー行き450 便
3月22日 カルガリー発オタワ行き610 便
3月22日 オタワ発トロント行き369 便
3月23日 トロント発モントリオール行き590 便
3月24日 モントリオール発トロント行き581 便
3月24日 トロント発イギリス領タークス・カイコス諸島プロビデンシアレス島行き2668 便
3月24 日 イギリス領タークス・カイコス諸島プロビデンシアレス島発トロント行き2669 便

これらの便を利用し、発熱や風邪のような症状を覚えた場合は、医師の診察を受けるよう呼びかけている。またオンタリオ州トロント市保健局は、市内で3件のはしか感染が確認されたとの注意情報を出し、感染ルートを調査している。

 さらに同保健局は、次の国際線でもはしか感染の恐れがあるとしている。

3月19日 インド・デリー発アラブ首長国連合ドバイ行き、エミレーツ航空517 便
3月20日 アラブ首長国連合ドバイ発トロント行き エミレーツ航空241 便

 はしかは感染力が高く、予防接種を受けていなかったり、過去にはしかを患っていなかったりした人には、感染の可能性がある。

 

 

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