2017年1月12日 第2号

 アメリカの新聞大手ニューヨークタイムズは、2017年の旅行先ランキング1位に、カナダ国全土を選んだ。ちなみに2位は南米チリのアタカマ砂漠、3位には世界遺産に登録されているタージマハルやアーグラ城塞で有名なインドのアーグラが入っている。

 4日付の同紙の記事は、カナダはいくつもの国際都市から、人類未踏の大自然までの幅広い旅行資源を有する国だと紹介、今年建国150周年を迎えるカナダにとって大きな宣伝となった。

 また150周年記念としてカナダ公園局は今年、200を超える国立公園や史跡の入場料を無料にしている。(ただしキャンプ料金や予約料金、またガイドツアーなど入場料とは別途料金となっているものなどは、無料にならない。)

 そのほかオタワや、今年375周年を迎えるモントリオールでも年間を通じて様々な催しが企画されており、今回ニューヨークタイムズがカナダを1位に選んだのも納得できる。

 その一方で都市別ランキング(トップ52都市)で昨年7位だったトロントは、今年はランク外に落ちてしまった。

 

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